きゅうりはどうしてきゅうりなの!? 

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みなさんこんにちは。

今日は僕が野菜作りをしていく上でとても大切にしていることのひとつ「たねとり」について書いてみたいと思います。

まずは、上の写真を見てください。

これ昨日のうちの園地のきゅうりの写真です。


なにか下の方に見慣れない物体がなってますよね(汗)

これ実は、きゅうり。

もう少しアップで撮るとこんな感じ。

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これって特別な品種という訳じゃないんですよ。

一般的にスーパーに並んでいるどんなきゅうりでもこうなります。

でも、こんなに大きく黄色いきゅうりが畑になっているのってなかなか見ないですよね(汗)


ではでは突然ですが、ここで皆さんに質問です!

そもそもきゅうりはなぜきゅうりという名前になったのでしょうか?


・・・答えはこれ!

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まさに黄色の瓜なんです。

きゅうりの語源は、昔は当たり前だったこの大きくて黄色い色をした瓜のこと。

ほんの少し前までは、この光景はどこの農家でも当たり前に見られたありふれた光景だったそうです。

それこそ戦後すぐ位までは。


それが、戦後のアメリカ型の質より量を重視した大量生産の農業に切り替わっていくと共に徐々に消えていきました。


今では野菜の種は、たねとりをして残していくもではなく、毎年毎年お金をだして買う物にかわってしまいました(泣)

ほんの少し昔までの農業では、各農家ごとにその年の恵みの中で一番出来が良いものを来年分の種に残すのが当たり前だったそうです。

そうして過去から未来へと、親から子へと脈々とたったひとつの種を伝えつないでいく。

土から生まれた自然からの恵みはきちんと土へ還す。

それこそが、土に親しむ農家としての大切な矜持だったのかも知れませんね。


ですが、種をとるという行為は、種の方に養分をとられるのでその株全体の収穫量はかなり減りますし、株に対する負担も大きいです。

その為、ほとんどの農家さんは種とりをしませんし、そもそも種とりできる品種すら使ってません。

※大量生産用に遺伝子操作されたF1種という種を使うのが一般的。
 この種は、種とりをして次に子孫をつなぐことができない種。


・・・確かに効率や経済性ってとても大切だとは思います。

それでも、ぼくは農家とは自然のなかのいのちを扱う仕事だと思っています。

だからこそ、次の世代にいのち(たね)を伝えないってすごく不自然だなって感じます。


そこは、やっぱり効率や経済性だけでは計れないとても大切な価値観があるような気がします。

きっと自然の中に様々な美を見いだすことができる日本人なら誰しもが共感できる感覚なのではないでしょうか。


日増しに黄色さを増していくきゅうりを見ながらそんなことを思っています。


今回も長々とお付き合いくださりありがとうございました。

また次回もよろしくお願いします。

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