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人生いろいろ。種もいろいろパート2 

はんじろ (170x140)

このきゅうりは「相模半白」という在来種のきゅうりです。

皆さんこんばんは。

今回は「在来種」とか「固定種」とか「伝統野菜」とか呼ばれているものについて書いてみたいと思います。

前回、今一般的に売られている野菜はほとんどが「F1種」と呼ばれる人工的に手を加えられた種だというお話はしました。

では、その「F1種のたね」「在来種」とか「固定種」と呼ばれる種は何が違うのでしょうか?


要点だけをまとめると以下の2点になるかと思います。

1、たねのもつ歴史やタイムスケールが違う。

2、たねを採る事で新しい世代を生み出す事ができる。


それぞれについて簡単に説明すると、「たねの歴史やタイムスケールが違う」というのは、「F1種のたね」が遺伝子レベルで手をくわえて人工的に優勢な種を選んでいきます。

それに対し、こちらの「在来種」「固定種のたね」と呼ばれるたねは、その土地土地で長い年月をかけ、何十世代も栽培をかさねることで優勢な種を選んでいく。

その為、最初に伝わった種が同じでも、いろんな地方でそれぞれの気候や風土にあった種取をつづけていった結果、それぞれの地方にあった品種となって現在にまで続いています。

その、地方地方に伝わるその地方独自の野菜を「伝統野菜」といいます。


つぎに「たねを採る事で新しい世代を生み出す事ができる」についてですが、前回もお話したとおり「F1種のたね」は、原則的に次の子孫を生むことができません。

その為、極端な言い方になりますが、北海道と沖縄で気温も気象条件もまるで違うのに種だけは全国共通ってことになります。

なんだかとても不自然な感じがしませんか?


それに少し難しい話になりますが、「F1種のたね」をつくる際に種の元になる両親の野菜は、作る側が意図した品種以外との交配をさけるために、あえて生殖不能の野菜をつくります。


そんなあえて不完全に遺伝子操作した野菜に人工的に受粉を行い出来上がったものが「F1種のたね」という訳です。


なんかとても食べ物の話をしていると思えませんよね(泣)


・・・でもこれが現実です。


もちろんだから「F1種のたね」がだめだというつもりはありません。


遺伝子的にいえば、今全世界で食べられているお米だって突然変異から生まれたものですから。

元々のお米は、実ったらすこし触れただけでバラバラとお米が飛び散ってものすごく収穫が大変だったそうです。

そんな中偶然に、実ってもお米が飛び散らずまとまったままの稲穂が発見されました。

その種を大切に大切に残していった結果、今のお米が生まれたと言われています。


言われてみれば確かにそうですよね。


お米って収穫しないでほっておくと実をつけたままやがては枯れていくんですから、子孫をふやすという大命題から完全にはずれてます(汗)


だいぶ話が脱線しましたが、要はそれぞれの人がどこに基準をおいて選択するかだと思うんです。


人によって大切だと感じるものが違うように、それぞれにそれぞれの「正」を選べばいいと思います。


ぼくにとっての「正」は、「F1種のたね」ではなく「在来種」「固定種のたね」を使ういう選択です。



ぼくは、自分も自然の中のちっちゃいけど大切な一部分なんだと感じたくて島暮らしをえらびました。

その結果としての、有機農業であり無農薬です。


とすれば、一代だけで終ってしまって次に子孫をつなぐ事ができず循環の輪が切れてしまう「F1種のたね」はやっぱりすこしさびしいです・・・・。


それよりは、毎年種取をつづけて、こつこつと一年一年この島らしいおいしくて栄養があって安全な野菜を育てていけたらと思っています。


なんだかその方が大変だけど楽しそうだから(笑)。


そんな訳で、今回も長々とお付き合いくださりありがとうございました。

よろしければまた次回もお付き合いください。





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